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2007年4月24日 (火)

セルティックMF中村俊輔、大暴れ

いやあ、気分爽快。
この高気圧に張り巡らせてるくせに、全然晴れ晴れしない天気とうって変わっての気持ちのよさである。
ボストンの松坂が勝つには勝ったがすっきりとはいかなかったので余計に嬉しい。
スコットランドリーグで勝てば優勝という試合、相手はキルマーノックで後半ロスタイム、俊輔はゴール右前、およそ25mでフリーキックとなるファールをもらった。
チャーンス。Cimg1291
このときである、俊輔はレフリーのほうへ向かって、左目でウインクした。確かにあの方向へ、レフリーが動いたのだ。
レフリー以外にウィンクをしたとは思えない。
「いい場所で、フリーキックをありがとう」
とのお礼だったのか。
だが、決めないと優勝は決まらない、もうロスタイムに入っているのである。
凄いプレッシャーのはずだが、俊輔はウィンクをした。
この余裕はなんだったのだろう。
俊輔の放ったボールは、立ち並ぶ人壁を越えゴールの遠いほうのポストの外へ向かう瞬間に、そのポストの下に急に曲がり落ちて入った。
キーパーは完全に逆のコーナーに動いていた。
ゴおおおおおおーーール!
以下は、そのことに対する日刊スポーツの記事である。
<スコットランドリーグ:セルティック2-1キルマーノック>◇22日◇英キルマーノック
 今季、何度もドラマを演出してきたセルティックMF中村俊輔(28)の左足が、また大仕事をした。後半ロスタイムに放ったFKは、相手の壁を左から巻くような軌道を描き、ゴール左隅に突き刺さった。
 普段は冷静な中村が、興奮と喜びを爆発させたかのように走りだす。珍しくユニホームを脱ぎ、振り回した。あっという間に、仲間にもみくちゃにされた。この日、先制点を導いたCKと合わせて、1得点1アシストの活躍。ストラカン監督は「彼は天才だ」と絶賛した。優勝への重圧からか、チームが本来の力を出し切れない中で、中村からのセットプレーが強力な武器であることを、あらためて印象付けた。[日刊スポーツ:04月23日 02時15分]
この後、俊輔はスコットランドリーグ最優秀選手賞MVPを受賞し、シーズンベストゴール賞とともに、その名前をスコットランドに刻み込んだのである。
いや、それ以上に、人々の脳裏にすばらしい記憶として残るだろう。
おそらく、あなたに子供がいて、20年後にこの地を訪ねたときに、その子供さんは必ず言われるよ。
「昔、凄い日本のプレーヤーがいた、確か、シュンスケ、そうだ、シュンスケ・ナカムーラだ」Cimg1287
とね。
私もいわれたことがある。
私の場合は、チロルだった。当時、スキーが日本でできることすら知らないオーストリアで、なんと日本人がスラローム(だったとおもう)で2位に入ったのである。
私がひとり、チロルのスキー場で飲んでたら、おじいさんからそう言われた。
「昔、日本人が2位になったんだ、凄かったなあ、驚いたよ。日本人がダヨ・・・名前は・・」
私はそれが誰かわからなかった。
そのおじさんも、「クマ・・・クマ・・・」とかしか思い出さなかった。
いったい誰なんだろう。Cimg1282_1
( 調べました。猪谷千春氏のことで、 IOC 副会長になってます
でも、そうなんだ。
絶対に、スコットランド人には向こう50年は、その名前が言い伝えられるだろうと思う。
やったなあ、中村俊輔、おめでとう。

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