松坂大輔ボストンの影の岡島と大家
ボストン・レッドソックスがアメリカンリーグの東地区で首位とがんばっているが、松坂の3勝2敗は、このペースでいくと、後5ヶ月として18勝になる計算だ。
これはすごいが、同期として入団した岡島が凄い。初めのバッターにホームランを打たれてからというもの、ここ10試合ほど得点を許していない。
さて、この岡島は京都の東山高で、1993年のドラフト3位で読売ジャイアンツに指名されている。
一方、ブルーエイズには現在、日米通算50勝を達成した大家(おおか)がいる。大家もまた同じ学年で、おなじ京都出身なのである。(松坂は青森生まれの東京育ちだとか)
大家は京都成章高等学校の時1993年、横浜ベイスターズからドラフト3位指名を受けて入団 した。(この京都成章高校相手に松坂は、ノーヒットノーランをして、夏の甲子園を締めくくっている)
このとき、横浜は、巨人の指名より先に使命権を持っていたので、大家か岡島のどちらも指名することができたのである。
ここからは、私の聞いた話の記憶であるから、信じるも信じないのもあなた次第である。
ん、なに、すでに信じていなーい?
そ、そ、そうか、それもまたあなたの人生、好きにしなさい。
横浜は、岡島が取りたかったようであるが、岡島には巨人がお熱を上げていた。当時は大家も岡島も右か左の差で、どちらがいいとはいえなかったのではないか。
そこで横浜は、こんなことがあるのかどうかは知らないが、なにかトレードなんかの将来起こりうるだろうことのためにに貸しを作っておこうと考えたのだろう。同じ程度なら左が欲しいところだろうに。
それで、横浜は大家を指名し、巨人はご執心だった岡島を指名できたのである。
だが、その大家はすぐに棚ボタの1勝をあげ、将来のエース候補に名前を挙げた。一方の岡島はノーコンで、フォームをいじられ、どうにもならない感じだ。だが、鹿取元巨人投手コーチは、高校時代の相手を見ない投法にもどし、岡島の今日があるのだ。
大家もいろんな経緯を経て、日本1勝のまま、なぜかレッドソックスに在籍したこともあり、ケガその他で、また流浪の野球人生を送り、現在のブルージェイズに治まったのである。
去年の年棒では、日本人の投手の中では最高額の五億円以上をもらっていたはずである。西武在籍中の松坂なんか目じゃなかったのだ。今年ようやく、大リーグで49勝を上げ、成績では、松永、岡島の上を行く。
岡島も日本にいるときに比べたら、その年俸ははるかに抜けている。このままの成績が続けばいいFAだった、挑戦だったと言えるだろう。すでに、一部のファンの中には、松坂は当て馬で本命は岡島だったなどという声まであるぐらいである。
ともに京都出身で、時期こそ違え、同じレッドソックスに在籍したという、おもしろさ、特に、岡島と大家のドラフトのいきさつがおもしろい。
私は、てっきり横浜が岡島を指名するものと思っていたので、それを考えると、人の運命は判らない、そう思えてならないのだ。
3人ともバリバリ投げ、チームに貢献して欲しいし、後を継ぐ多くの者たちの指標になってもらいたい。
なお、小久保(福岡)や平井(中日)、石井貴、平尾(ともに西武)などもこのときのドラフトにかかっている。
そのうち、全員日本人のメジャー球団を作ってもらえないかなあ・・・そう夢を見る者の一人、それが私である。
大家はついさっき大リーグ50勝目を上げたそうです。


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